TOEICは大学院進学・就職に必要?建築学生が800点取るまでにやったこと全公開

勉強

TOEICは就職活動や留学のために受けるもの――そう思っていませんか?

実は、大学院進学においてもTOEICスコアが求められる場面が増えています。特に建築系の学生は、設計や模型制作などで多忙を極める一方で、英語対策が後回しになりがち。この記事では、建築学生として大学院に進学し、TOEIC800点を取得した筆者が「なぜ英語が必要なのか」「どんな勉強をしたのか」について実体験を交えて解説します。

大学院進学・就活にTOEICは本当に必要なのか?

大学院の出願時に英語力が求められることは年々増えています。一部の大学ではTOEFLやIELTSのスコア提出が求められますが、最近ではTOEICのスコア提出を認める研究科・研究室も増えているのが現状です。

特に建築学分野では、国際的な研究活動や英語論文の読解・発表が必要になる場面があり、英語力の証明としてTOEICスコアを活用するケースが見られます。私自身も大学院進学時にTOEICのスコア提出を求められ、英語ができないと、学科や製図ができても合格できない人もたくさん見てきました。

また就職活動においても、資格の欄にTOEICを書くことで、面接の際に海外でも働きたいのかと聞かれるほど有利に働くケースもあります。

建築学生がTOEICを後回しにしがちな理由

建築学生の生活は、設計課題や製図、プレゼンテーション準備に大きく左右されます。日中の授業が終わってからも夜遅くまでスタジオで作業をし、週末には模型制作やポートフォリオのブラッシュアップに追われる……。そんな日々の中では、”英語の勉強はそのうちに”と、後回しにしてしまうのも無理はありません。

また、建築学科は評価の多くが作品や提出物ベースであるため、テスト勉強や語学試験のような“明確な締切”がない英語学習はどうしても優先順位が下がりがちです。さらに、周囲にTOEICを受けている人が少ないと、危機感も感じにくくなってしまいます。

しかし、「あとでやろう」と思っていると、大学院出願の締切がすぐに来てしまいます。TOEICは受験日が月に1〜2回しかなく、申し込み期限も早めに設定されています。また、結果が届くまでには通常5日〜2週間ほどかかるため、提出期限を逆算してスケジュールを立てておく必要があります

特に大学院進学を考えることの多い建築学生だからこそ、計画的に英語に取り組む習慣を早めに作ることが、進学の可能性を広げる第一歩になります。

TOEIC800点以上を目指した理由と背景

私がTOEIC対策を始めたのは、学部1年の頃でした。私は、大学の授業で半強制的に学習をスタートする必要があったため、早くから始めることができました。

当時のスコアは615点(Listening: 355 / Reading: 260)で、そこから少しずつスコアを積み上げていくことができた印象です。

以下が筆者のスコア履歴です:

設計課題や学業と並行しながらの学習は決して楽ではありませんでしたが、「少しずつでも積み上げる」ことを重視しました。結果として、学部4年の終わりには810点を取得することができました。

主な勉強法は次の通りです(詳細は次回の記事で詳しく紹介します):

  • リスニング対策:朝の通学中にスタディサプリENGLISHを活用
  • リーディング対策:過去問と文法・語彙強化のルーティン化
  • 模試は2週間に1回、時間を計って実施

スタディサプリは、安価で単語、リスニング、リーディングの対策から模試までできるため重宝していました。

TOEICスコアはどこまで必要?目標設定の考え方

TOEICのスコアは、大学院進学の場面では以下のような評価基準で見られることが多いです:

  • 600点以上:基礎的な英語力があると見なされる
  • 730点以上:一定の評価対象になるライン
  • 800点以上:強みとして明確にアピールできる

これらの点数は単なる目安ではありますが、研究室や専攻によって求められる水準や位置づけが大きく異なることも事実です。例えば、海外との共同研究が多い研究室では730点以上をひとつの基準とし、文献読解やメールでのやりとりが必要な場合は、800点以上のスコアが“即戦力”として高く評価されることもあります。

また、数字だけでなく「そのスコアで何ができるか」が見られる場面も増えています。研究テーマに関する英語文献を自力で読みこなす力や、海外の研究者とのディスカッション、国際学会でのプレゼンなど、大学院では実践的な英語力が問われる場面が想像以上に多いのです。特別講義などでは、英語での講義も少なくありません…

TOEIC対策を通じて、英語を“試験のための道具”ではなく、“研究を進めるためのツール”として捉える姿勢を身につけることは、大学院での学びの質にも直結します。その土台を築くという意味でも、TOEICに向けた学習は決して無駄ではありません。

大学生協から申し込むと安く受けられる?

TOEICには「公開テスト」と「IPテスト(団体受験)」の2種類があります。大学生協を通じた団体申し込みでは、通常より安く受験できる場合があります

  • 公開テスト:約7,810円(税込)
  • IPテスト(学内開催):1000円ほど安く受けられる ※大学によって異なる

特に大学内で定期的にTOEICを実施している場合は、学内の申込みで安く・便利に受験できるチャンスがあります。ただし、IPテストのスコアは外部提出できない場合もあるため、志望大学院の要項を確認しましょう。

まとめ:建築学生でもTOEICは武器になる

TOEICは単なる就職対策ではなく、大学院進学においても大きな意味を持つ資格です。建築学生にとって、英語は専門性を広げ、国際的な活躍の土台にもなります。

設計課題や制作が忙しくても、「今すぐ」始めておくことで、進学時に安心して出願できるようになります。次回の記事では、TOEIC対策として実際に使ったアプリ・教材・学習スケジュールについて詳しく紹介します。

TOEIC800点を目指すあなたへ。今からでも遅くありません、一緒に頑張りましょう!

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