2025年に開催される大阪・関西万博。注目を集める一方で、会場での「メタンガス検出」や「爆発事故」が報道され、不安の声も上がっています。
この記事では、なぜメタンガスが発生しているのか、その原因と現在の対策、安全性についてわかりやすく解説します。「万博って本当に大丈夫?」という疑問を抱いている方は、ぜひ最後までご覧ください。
大阪万博会場で起きた「メタンガス爆発」とは?

2024年3月 メタンガス爆発事故
2024年3月、大阪万博会場の建設工事中に、火花が原因で地下にたまっていたメタンガスに引火し、爆発・火災が発生しました。現場は「グリーンワールド(GW)」と呼ばれる西側工区で、作業員にけが人は出なかったものの、万博の安全性に対する懸念が一気に高まりました。


工事中とはいえ、爆発事故は不安になりますね…
なぜメタンガスが存在するのか?
大阪万博の会場となる「夢洲(ゆめしま)」は、もともと一般廃棄物や上下水道の汚泥などを埋め立てて造成された人工島です。これらの有機物が地中で分解される過程で、可燃性の高いメタンガスが発生します。土壌内に密閉されたガスが、地表近くの空間やマンホールにたまりやすい構造が、リスク要因となっています。
最近のメタンガス検出事例とその影響

2025年4月 高濃度ガス検出
2025年4月6日、同じGW工区内のマンホール内部で、再び爆発の可能性がある濃度のメタンガスが検出されました。消防が出動し、付近を立ち入り禁止にしたうえで換気を実施。幸い、濃度はすぐに基準値以下へと下がり、大きな被害には至っていません。


SNSでは、テストランの際に、マンホールから基準値以上のメタンガスが測定されたという内容が話題となっていました。
一酸化炭素も検出
実は、検出されたのはメタンガスだけでなく、人体に有害な一酸化炭素も含まれていました。メタンガス自体は無臭ですが、他のガスと混合されることで中毒や火災のリスクが増す可能性もあります。万博協会は、あらゆるガス成分の検出と対応に努めています。
万博協会が講じている安全対策とは?

換気設備の強化とマンホール蓋の改善
GW工区内の建物26棟には強制換気装置を設置。さらにマンホールの蓋は、通気性の高い穴あきタイプに変更され、自然換気も促進されています。これにより、ガスの滞留を極力避ける設計になっています。
ガス検知器による監視体制
会場各所にはガス検知器が設置され、定期的な濃度の測定と監視が行われています。異常があれば直ちに対処できるよう、リアルタイムでの監視体制が整備されています。
専門家の見解
専門家によれば、「現状の安全対策がしっかり機能していれば、爆発のリスクは非常に低い」との見解が示されています。過去の事故を踏まえ、リスク管理が徹底されている点は評価されています。


予防措置はきちんと講じられているようですね!
私たち来場者が注意すべきポイント

立ち入り禁止区域への配慮
会場内には、ガス濃度が不安定なエリアも存在します。万博協会はそのような区域を明確に区分し、立ち入りを制限しています。案内標識やスタッフの指示に従い、安全を優先しましょう。
異臭・異常を感じたときの対処法
メタンガス自体は無臭ですが、他のガスとの混合で「異臭」として感じる場合もあります。もし異常を感じた場合は、すぐに近くのスタッフや係員に報告してください。大きな事故を防ぐ第一歩です。
まとめ|大阪万博は「大丈夫」なのか?

大阪万博では、過去の爆発事故を教訓に、換気・検知・監視の三本柱による安全対策が講じられています。もちろん、リスクはゼロではありませんが、運営側の対応は着実に進んでおり、来場者の安全はしっかり守られていると言えるでしょう。
「メタンガス=危険」という印象だけで判断するのではなく、その背景や対応策を理解することが大切です。様々な不安が飛び交う大阪万博ですが、きちんと情報を精査し、個人の判断で、行くのか行かないのかを決めて楽しんでいきましょう。


